中間テストが返ってきている。(※まだ全員ではないので、“今 判明している段階では”の話です)
う~ん…中1生は社会のテコ入れが必要。基本的な用語不足・資料集・地図の確認不足が大きい。取り組み方が甘かった。これはかなり反省。中1生の英語は全く問題ないが、定期テストの高得点=実力テストが取れるではないので、気を緩めないよう注意は必要。中2生は自己最高点を取っている生徒もいて全体的に向上しているのでまずまず。中3生…特に綾瀬中の英語(取れている生徒と振るわなかった生徒の差があるかな)と北の台中の理科…うん…早速分析必要。
本題へ。
勉強ができる子と苦手な子で、明らかに異なる部分の1つに、「区別できる力」があると思う。教科書を読み・問題を解いていく中で、似ている2つの言葉の区別がつかない。例えば、理科の生物で「胚と受精卵の区別(違い)がわかりません。」「精細胞と精子って何が違うんですか。」数学では「この公式は、どのような問題で使えばいいのか分かりません。」等である。当然、“なぜだろう”という探求心の質問もあるが、練習量が不足している面もいなめない。多くは読解する力が不足しているのである。教科書を精読し、2つの違いを区別できないのである。いわゆる「ごっちゃになる、混乱する」という現象だ。これは問題を解いていても同じことが起こる。よくあるのが、「この問題では何が問われているのか」ということが理解できないことである。さっきまで解いていた問題と、今解いている問題では、違うのか、同じなのかの判断に迷ってしまうのである。そのため、聞いたことがある言葉を強引に当てはめてみたり、知っている公式で解いてみたり、とりあえず、空欄を埋めることを目的としてしまうのである。こちらからすれば「え?」と驚くような珍解答をしてくる場合も多々ある。この能力を上げていくことが大変重要であり成績向上にはかかせないものであると私は考えている。