よく高校に入ったら「全然出来なくなった」・・・とか
入学して1ヶ月も経たないうちに、「つまづいてついていけない」・・・
「中学の時は良かったな~」という話を聞きます。

そこで
「もっとランクを落とせば良かった・・・」 
「あぁ、○○高校に入るんじゃなかった・・・」
そう言っても、何も始まりません。
確かに中学の時は常に高得点を取っていたかも知れません。 

出来ない・・・
みんな頭が良い・・・
先生の授業が早くて分からない・・・

しかし、いきなり高校に入ってこのようになるものでしょうか・・・?




そこには中学と高校に大きな違いがあるからです。

それは
「勉強のサイクル」
だと思います。

中学時の勉強サイクルは、
「学校の授業を聞き理解していく」→「学校の宿題をやっていくうちに覚えていく」→「テスト前は、学校からのテストに出すプリントやワークを何度もやる」→「いい結果を出す」でした。

しかし、高校の勉強サイクルは、
「各自、予習をしてくる」→「学校の授業は○付け程度」→「宿題は類題演習」→「テストは応用や入試問題が中心」
です。

つまり一連のサイクルが全く異なるのです。

高校は受け身ではなく、能動で勉強をしなくてはいけません。
(だからといって中学は受け身でいいのかと言うとそうではなく、いきなり能動になるわけでもないので今の内から自分で計画を立て考えられるよう思考を鍛えておかなければなりません。)